2012年5月31日木曜日

「後程」はどのぐらい後?

先日、ある人にお願い事をしたところ、「少し考えて、後程お返事いたします。」というメールが返ってきました。このメールをもらったのは午後6時半ごろでした。

この場合、どのぐらい後に返事が来ると期待しますか?

① すぐ
② 数時間後~その日のうち
③ その日のうち~翌日

答えはです。

私も、その日のうちに連絡が来るものと思い、携帯を小まめにチェックしながら夜中まで待っていましたが、返事が来たのは翌日でした。「それなら初めから「明日」と書いてくれればよかったのに・・」と、感じました。

<解説>
「後程(のちほど)」は「後で」をより丁寧にした言い方で、「少し時間が経ってから」という意味です。
「後程ご連絡します。」と言われたら、たいていの人は数時間以内に連絡が来るだろうと期待します。どんなに遅くても「その日のうち」、会社なら「その日の業務時間内」に連絡が来ると思って待ちます。翌日とは思いません

◇ 「後程」は、どんなに遅くても「その日のうち」です。日付をまたぎません。

「後で」や「後程」は、人によって感覚が違うため、特に仕事ではトラブルを招きがちです。「3時までに」「明日中に」「木曜日までに」など、期限を具体的に言ったほうがいいでしょう。

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